まだ、搭載してみたというくらいのスカルプト(彫刻)機能ですが要望を何点か、
1.UV操作と同じように、通常のモデリングとは別モードにして欲しい。
要望2にも関係しますが、スカルプトはスカルプトでUV操作のように独立した操作モードにして欲しいです。
操作性も含めて通常のポリゴン編集モードとは異なるモノになると思います、またこれを現状のようなポリゴン編集モードの一機能としてしまうと、折角の新機能なのに操作性がこれまでのメタセコのポリゴン編集モードに引きずられてしまいとても使いづらい機能になってしまいます。
例えば、ビューポートの視点操作もマウスベースのポリゴン編集モードとペンタブレットベースのスカルプトモードで別々に設定したいです。
2.ショートカットキーが通常の編集モードと重複できるようにして欲しい。
現状まだ、彫刻機能にはショートカットを割り当てれないようですがUV操作と同じようにモードを分けて欲しいというのはこれに由縁します。
現状、メタセコの基本機能に合わせてプラグインのショートカットを割り当てているとショートカットキーが足りません。
その点で、UV操作モードのようにスカルプトモードとして別モードになればショートカットキーが重複してもそのモードのショートカットが優先して行うことができます。
3.それぞれのブラシの動作、制度について
ブログでご自身で書かれているようにとりあえず搭載してみたという感じだと思いますが、一応現状での動作について気になった点を上げます。
「描く」分割のせいなのかシェーダーのせいなのか分かりませんがかなり分割されている割に描いた部分がモヤモヤしているようです、特にブラシの際が顕著です。「滑らか」を使えば綺麗になりますが描いた毎に整えていてはかなりの手間になってしまいます。
「膨らます」盛り上がった部分が、隣り合っているとそれぞれ膨らんでいき交差してめり込んでいき2重になってしまいます。こういった場合は重なった部分の間の溝のシャープさを残しつつ重なるのではなくくっついて欲しいです。
「つまむ」延ばした部分が分割しながら延びていくのですが、先にいくにつれてガタガタになってしまいグチャグチャになってしまいます、全体的に均一に分割されながら延びて行くため薄い部分の分割数が足りずに三角ポリゴンが変な飛び出方をしているのだと思います。
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すでに拝見されているかもしれませんが、スカルプトツールとしての操作性、ブラシの処理についてはsculptrisというフリーのスカルプトツールがZBrushなどと比べても素晴らしいのでご参考にしていただければと思います。
http://www.sculptris.com/ http://www.youtube.com/watch?v=6DNRg6pdNeE4.リトポロジー機能
スカルプトして作成したモデルを最終的に、ノーマルマップ等を作成するためにローポリモデルを作成しなおすという行為が必要になります。
ZBrushや3D-coatなど主要なスカルプトツールでは基本機能として搭載されています。
3D-coatなどには自動リポトロジーというような自動でそれらの処理を行ってくれる機能が搭載されていたりしますが、そこまで高機能なものでなくても下記の動画のようにスカルプトしたモデルに対して張り付くように面や辺を作成していける機能を追加して欲しいです。
具体的には、「面の生成、面張り、ワイヤー」でスカルプトしたモデルにたいして吸着しながら上記の操作を行えるモードです。
編集オプションに「吸着」というボタンを追加してそれをオンにすると動画のような操作が可能になるというようなフローが理想です。
http://www.youtube.com/watch?v=XDlRI3iAYZA&feature=relatedhttp://www.youtube.com/watch?v=E-5XvqX8TQs&feature=related5.ノーマルマップの作成とビューポートでの表示
スカルプトしたモデルとローモデルからノーマルマップを作成する機能、またそれを材質でノーマルマップファイルを指定してビューポートで陰影を確認できるように。
これも、スカルプトして作成したモデルを最終的にどう利用するかという点で必要な機能ではないかと思います。
6.コマンド名を「彫刻」から「スカルプト」へ
上記にくらべるとどうでもいいですが…、単純に分かりやすくスカルプトと表記するのが良いんじゃないかと思いました。
以上6点、スカルプトを搭載する上での要望となります。
今後の機能搭載のご参考になれば幸いです。