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[4795] 同一座標の頂点を結合しない / つなまよ85号
[Talk] Response
タイトル通り、同一座標の頂点を結合してくれません。
当該部位を抜き出したファイルを添付します。
緑色の面を構成する頂点4つはx=0にしていますので、yz平面に対しての鏡像を作ったのちに「近接する頂点をくっつける」を行なえば4つの頂点が結合されるはずなのですが、なぜかくっつくのはy軸下側の2点だけ。
・移動させてから「頂点の位置を揃える」でx=0にする
・鏡像生成後に上4頂点のうち対になっている2頂点ずつを「頂点の位置を揃える」でxyzの座標を合わせる
・ナイフで切って新しい頂点にしてから座標を合わせる
・基本図形ツールから6面体を新規オブジェクトとして生成し、各頂点をドラッグ&右クリックで合わせる
・メタセコイア4やPCの再起動。
これらの方法ではy軸で上側の2点は同一座標であっても結合させることは不可能でした。ドラッグ&右クリックでくっつけることは可能で、「くっつける頂点の距離」も0.000よりも大きくすればくっつきます。したがって「yz平面に大して左右対称なオブジェクトを作る」という目的自体は達成できますが、同一座標なのに頂点距離0.000でくっつくものとくっつかないものがあるのは腑に落ちません。今まで作った物も実はところどころくっついてないのではないかと思うと背筋が冷たいです。どうしてなのでしょうか?
私の環境はwindows7、64bitです。
長文申し訳ありません。
File [x004.mqo]
2014-08-30 07:04
[4796] Re: 同一座標の頂点を結合しない / mqouser
私も同じような現象にあっていて曲面補完をかけた断面が同一になる二つのオブジェクトのオープンエッジ部分で一部結合できない頂点がありました。
>・メタセコイア4やPCの再起動。
おそらくこれが原因だと思います。
一度保存して再度読込んだときに、mqoフォーマットの有効桁数の関係で頂点の座標の精度が落ちてしまっているのだと思います。
2014-08-30 17:12
[4798] Re: 同一座標の頂点を結合しない / Administrator
既にmqouserさんが答えてくださっているように、ファイル保存時には小数点の所定の桁以下について座標の精度が落ちます。
(こちらは今後のリリースで改善予定となっております)

またそれ以外にもCPUの浮動小数点演算の仕組み上、さまざまな頂点や面の操作を行う過程でわずかな誤差が発生し、
くっつける距離を0にするとこの誤差のためにくっつかないということがあります。

このため、くっつける距離を例えば0.001にするなど、誤差が生じていても大丈夫なように気を付ける必要があります。
2014-09-02 10:39
[4810] Re: 同一座標の頂点を結合しない / つなまよ85号
Tag has been changed from [Question] to [Talk].
 mqouserさん、管理人さん、アドバイスありがとうございます。
 私は鏡像を生成してx=0部分を頂点結合して左右対称物を作るのが主で、生成前にx=0となる部分の頂点を揃え、頂点数をカウントしてから生成→結合しています。結合時に「○個の頂点を結合しました」とアナウンスで数が合っていればOKという流れなのですが、今回初めて結合しないケースに遭遇しました。「頂点を揃える」を覚えてからは結合ミスはなかったので少し驚きました。
 mqouserさんが言う「読み込み」後でない時に起こり(ずっと作業している途中)、いろいろやってダメだったので最後にソフト→PCと再起動したので、再起動前から精度が落ちていたということになるかと思います。管理者さんの言う、CPUの演算の方ではないかと思います。
 今後の改善予定に期待させていただきます。どうかよろしくお願いします。
 長文失礼しました。
2014-09-12 10:55