Metasequoia 4 Ver4.8.2をリリースしました。今回は小幅な修正・改良にとどまりますが、若干説明が必要な個所について補足します。
パストレーシングレンダリングの改良
glTFのAlphaモードに対応し、半透明がプレビューと同様の表示になりました。また、半透明箇所を透過してできる影も正確に描写されるようになっています。
法線モーフについて
FBX出力時に「法線モーフ」としてモーフオブジェクトに設定されている法線情報も出力できるようになりました。受け側ソフトで対応している場合に法線モーフが適用可能で、現在Unityで対応していることを確認しています。
Unityで法線モーフが設定されたFBXファイルをインポートする場合、[Blend Shape Normals]に[Import]を指定してください。
ただしFBXの制約上として、頂点を共有する面で異なる法線を持つことができず、単一化された法線としての出力となります。また、FBXかUnityのどちらか(または両方?)の制約なのか、頂点を動かさずに法線のみを変更したデータを取り扱うこともできないようで、法線を変更した頂点は見た目に影響しない程度にほんの少しだけ移動してください。
その他の詳細な変更点についてはリリースノートを参照ください。