Metasequoia 4 Ver4.8.6c リリース

Metasequoia 4 Ver4.8.6cをリリースしました。本アップデートでは新たに「VRMプレイヤー」を搭載しました。その他の詳細な変更点についてはリリースノートをご覧ください。

VRMプレイヤー

VRMプレイヤーはthree.js / three-vrmをベースにしたVRMモデル専用のビューア機能です。

VRM独自の仕様であるばねボーンは、一つ前のバージョンでもMetasequoia内でパラメータを設定することはできましたが、結果を確認する方法がないため、外部サービス等を利用する必要がありました。

新しく搭載されたVRMプレイヤーではドラッグ操作でVRMモデルを平行移動で動かしながら、VRMモデル内のばねボーンの各パラメータを編集することができます。選択されたばねボーンの固さや抵抗などの値を変更して、思い通りの動きになるまで調整してください。

固さを下げ、抵抗を少し上げると、スカートの動きがふわっとしたものになる

Mixamoアニメーション

平行移動だけでは確認が難しいものについては、Mixamoアニメーションによってダンスのような複雑な動きをつけることができます。MixamoはAdobe社から提供されているキャラクターアニメーション作成用のサービスで、アニメーションデータのダウンロードにも対応しています。ダウンロードしたfbxファイルをVRMプレイヤーにドラッグ&ドロップすると、fbxファイル内のアニメーションがVRMモデルに適用されます。

Mixamo(.fbx)ファイルをドラッグ&ドロップ

Mixamoのデータは、映像制作などの用途に商用・非商用を問わず無料で利用することができるとのことです。データそのものの再配布はできないなど一部制限もありますので、Mixamoのライセンス(EULA)やFAQで詳細を確認してからご利用ください。