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[9753] 直角で構成されたモデルのUV展開について / Phant
[Question] Response
お世話になっております。

UV展開に関する質問兼要望です。

立方体をUVが十字架状になるように展開するとき、現状だとUVをより大きくするためかUV座標軸に対して斜めに配置されてしまいます。
立方体に限らず、テクスチャを作成するうえで直角で構成されたモデルのUVはUV軸に対して垂直or水平に配置されてほしいのですが、
現状のパラメータ操作だけでこういったUVを垂直or水平に配置された状態で展開することはできるのでしょうか?

斜めに配置されたのUVを回転ツールで手動でズレなく軸に合わせるのは不可能なので、
現状自分は直線上に並んでいる全ての頂点群に対して、選択→整列→U or V
という作業をUV内の直線の数だけ繰り返していますが、さすがに限界があるのでこの度投稿させていただきました。

個人的にですが現状パラメータ操作だけでこれらができないということであれば、
UV内の任意の2点を指定してそのなす角*-1°UV全体を回転できるツールがあると問題が解決できてうれしいです。
2023-05-05 00:48
[9754] Re: 直角で構成されたモデルのUV展開について / Administrator
UVの自動展開では、UVのつながった面の「塊」ごとに平均的な法線方向を割り出し、その向きに基づいて3D空間の上方向とUV空間の上方向がなるべく一致するようにUVが割り当てられるようになっています。
そのため一般的な形状では、適度に切れ目を指定して複数の塊に分割されてさえいれば、UVが変な向きになることはありません。

ただし、以下のような特異な幾何学形状では向きが不定になることがあります。
・平均法線が真上または真下を向いている
・平均法線が0となり、どの向きでもない

立方体の場合、すべての面の法線方向を足し合わせると0となって後者に該当し、3D空間の上方向をUVのどの方向と合わせるのが一意に定義できないので、斜めを向いたりします。
ただ、切れ目の個所を変えると縦横がうまく合うこともあるようです。
2023-05-09 09:38
[9755] Re: 直角で構成されたモデルのUV展開について / Phant
>UVの自動展開では、UVのつながった面の「塊」ごとに平均的な法線方向を割り出し、その向きに基づいて3D空間の上方向とUV空間の上方向がなるべく一致するようにUVが割り当てられるようになっています。
>そのため一般的な形状では、適度に切れ目を指定して複数の塊に分割されてさえいれば、UVが変な向きになることはありません。
>
>ただし、以下のような特異な幾何学形状では向きが不定になることがあります。
>・平均法線が真上または真下を向いている
>・平均法線が0となり、どの向きでもない
>
>立方体の場合、すべての面の法線方向を足し合わせると0となって後者に該当し、3D空間の上方向をUVのどの方向と合わせるのが一意に定義できないので、斜めを向いたりします。
>ただ、切れ目の個所を変えると縦横がうまく合うこともあるようです。

ご返答ありがとうございます。
頂いた情報を基に、平均法線が0にならなそうなモデルでいくつか試行したところ確かにUV軸に沿って展開されることが確認できました。
展開結果が法線に依存しているのは知らなかったので勉強になりました。今後参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
2023-05-11 02:41