お世話になっております。
「法線」コマンドについて、3点気になっておりますのでご報告させていただきます。
①「ctrl」を押した状態での選択解除ができない
単点であっても解除できず、範囲指定・投げ縄では範囲を表示する線が画面上に残るだけになってしまいます。
②法線編集したobjを対称位置で複製すると、法線が狂う。
③同一obj内に法線編集した頂点が存在する場合、法線無編集の頂点の一部が複数法線になる。
見た目は1頂点に1法線なのですが、実際には複数の法線(「折目」適用みたいな状態)になっているようです。
※「単一化」を行うことで解消は可能でした。
確認ver:ver4.6.8(64bit/32bit)
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
また、当方の操作や環境による不具合でしたらお詫び申し上げます。
2018-11-06 18:59
[7858] Re: 法線編集について / 管理者
1,2については確認いたしました。次のリリースで修正いたします。
3ですが、法線を保持するのは頂点単位ではなく、面角(面を構成する頂点ごと)単位となります。
そのため、頂点ではなく面または面角を選択した状態で編集すると、編集した面角の法線のみが変更され、選択していない面角はそのままとなりますが、こちらではないでしょうか?
2018-11-07 10:21
早速ご確認くださり、ありがとうございます。
③についてですが、解決いたしました。
法線無編集の頂点を念のため一通りリセットすると、複数法線を出力しなくなりました。
ご指摘いただいた面角については、とても勉強になります。
ただ手元のファイルは、法線編集した面と複数法線になった面がだいぶ離れているので該当しないかと思います。
おそらく、どこかの工程で法線を狂わせる操作をしたのかなと考えています。
お騒がせいたしました。
次のリリースも楽しみにしています。
2018-11-07 19:22
【追記】
③について、再現が出来ましたのでご報告いたします。
0.Metasequoia 64bit版を起動
1.「基本図形」より球体を生成
(設定)U方向16、V方向16、半径1、UVマッピングなし
2.球体の赤道にあたる16頂点の法線を編集
(操作内容)頂点選択→Yプラス方向へ少し移動
3.名前を付けて保存
4.Metasequoia 32bit版を起動
5.保存したファイルを開き、特に何も操作せずに、PMD形式で保存
このPMD形式のファイルを開くと、242だった頂点数が365に増え、編集した法線とは離れた頂点が分離しています。
32bit版で作成し、64bit版でPMD保存しても同様の結果で、32bitと64bitを跨ぐたびに発生します。
プラグインを使用する関係で、32bit版と64bit版両方で同じデータを扱いますので、対策を教えていただけると助かります…
2018-11-09 23:07
【追記の追記】
③について、32bit版と64bit版を跨ぐと発生するとご報告しましたが、違うbit版を跨がずとも、保存→ファイルを開き直すと同様の事象が発生するようですので、ここに追記させていただきます。
2018-11-10 12:39
[7867] Re: 法線編集について / 管理者
PMD出力時の頂点数についてはヘルプに詳細が記載されていますので、そちらをご覧ください。
2018-11-12 11:46
>PMD出力時の頂点数についてはヘルプに詳細が記載されていますので、そちらをご覧ください。
お返事ありがとうございます。
ヘルプはしっかり目を通させていただいています。
「PMDファイルでは1つの頂点につき1つしか法線情報を持てないため、頂点を共有している面ごとに向きが異なる場合、頂点を分離して出力します。そのため、出力したPMDファイルでは頂点数が増えることがあります。」とはありますが…
理解が及ばず申し訳ないです。
1頂点だけでも法線編集を行うと、
・なぜファイル再読み込みをする前と後で出力結果が異なるのか
・全く頂点を共有していない面が分離されるのはなぜか(いっそ完全に切り離しても分離します…)
この点がどうしても気になります!
2018-11-12 18:18
[7870] Re: 法線編集について / 管理者
>・全く頂点を共有していない面が分離される
の意味がよくわかりませんが、、、(共有していないなら元々分離しているのでは?)
2つの面で頂点を共有していても、面の向き(=法線方向)が違っていると、PMDでは別々の頂点として扱う必要があります。このため例えば4つの四角形面が縦横2x2で「田」の字につながっていた場合、元の頂点は9つですが、法線方向が異なる場合は共有する頂点が分離されて最大16個になります。このPMDファイルを再読み込みしても、頂点は再結合されず別々の16個のままとなりますので、「近接する頂点をくっつける」で戻す必要があります。
PMDは保存やデータ交換用ではなく表示用のファイルフォーマットですので、再読み込みしても元通りはなりません。そのため、再読み込みを行うようなデータ運用はお奨めしません。なぜPMDを再読み込みしようとするのかわかりませんが、別のやり方を考えたほうがいいと思います。
2018-11-13 11:09
すみません!再読み込みしているのはmpoファイルです。
お手数をおかけしてすみませんが、以下の操作を試行していただけますでしょうか?
1.mpoファイル新規作成
2.同一objに「基本図形」で球体A・球体Bを位置を離して作成(UVマッピングなし)
3.球体Aにだけ法線編集
4.mpo形式で保存
5.ファイル→開く→4で保存したmpoファイル
6.PMD形式で保存
すると、出力されたPMD形式ファイル内で、法線編集をしていない球体Bの面がところどころ繋がっていないのです。
球体Bの法線は触っていないので、面は一続きになっているはずではないでしょうか?
手順4の時点でPMD形式保存をすると、球体Bの面が一続きの状態ですので、結果が違うなぁと疑問に思った次第です。
いろいろご説明頂きありがとうございました。
私からは以上に致します。お仕事の邪魔をしてすみませんでした!
2018-11-13 18:07
[7872] Re: 法線編集について / 管理者
確認できました。初めに記載いただいた手順ではわからなかったのですが、今回の手順では確かに編集していないのに無駄に頂点が分離されている箇所があるようです。
原因を調査したうえで可能であれば今後のリリースで対策を施したいと思います。ありがとうございました。
2018-11-13 20:14
本当に何度もすみませんでした。
拡張子名を誤記していたのも併せて申し訳なかったです…。
ありがとうございました。
2018-11-14 12:54